- TOP
- TRICOT-LABO
- VOICES
- 【Tricot Story#5】直感を信じて入社を決意。人生に寄り添うデザインを届けたい。
こんにちは!人事の伊藤です。
今回はデザイナーの小田倉さんへのインタビューです!プロダクトデザイナーになるという小さい頃からの夢を叶え、トリコではWEBページからプロダクトまで全てのデザインに携わる小田倉さんに、媒体によって変わるデザインの面白さややりがい、これまでの経歴やトリコとの出会いについて伺ってきました!
【プロフィール】
小田倉 未来(デザイナー)
武蔵野美術大学でプロダクトデザインを専攻。卒業後、デザイン制作会社に入社。自社ブランドのデザイナーを経験し、トリコに入社。
小学生の頃の夢は美大生になること
小田倉さんは小さい頃からデザイナーになりたかったとお伺いしました!
デザイナーになりたかったというか、昔から何かを作りたい気持ちがありました。小学校2年生のとき学校で書いた将来の夢は美大生になること。両親が建築関係の仕事でそれを見て育ったのもあるかもしれません。思い返せば図工は凄い得意でした。
なるほど。絵を書くとかではなく、図工ですか?
なんか絵はめっちゃ下手だったんですよね。笑 コンクールで入賞したこともあったんですけど、自分の中で何となく絵は凄い下手だと思ってて、お母さんに話したら、「絵は下手だね」って言われました。お母さんあの時めっちゃ笑ってたな〜。笑 そのぐらいから絵を描くよりはモノを作りたいと思ってました。
それから本当に美大生に?小学校からの夢を叶えるって凄いですね!
それが、美大に入ることを目標にしすぎて入った瞬間は一旦燃え尽きちゃったんですよね。笑 でも入ったからにはデザイナーになるしかないと思ったし、やっぱり作るのが好きだし、自分にはそれしかないと思ったので4年間プロダクトデザインに打ち込みました。プロダクトを企画するところから実際に製作して販促企画するところまで一通り学びました。その頃から化粧品が好きで化粧品のデザインをやっていて、卒業制作でも化粧品を選びました。
では卒業後は化粧品の会社に?
当時、好きなことを仕事にしたら上手くいかなかったときにツライんじゃないかと思ってしまって、化粧品会社は選ばなかったんですよね。あと、私は企画がやりたかったんですが、化粧品だと企画には薬学の知識も必要だったりして。
どんな会社に就職されたんですか?
制作会社に入社しました。社員200人くらいいて、そのうち150人がデザイナー、広告を主に扱っている会社でしたが、一つだけ雑貨の自社ブランドを持っていて、私はその部署に配属されて企画からプロダクトの製作、販促企画まで全て担当しました。大きい会社だと企画、カラー、販促、モデリングと全部担当者が違うことも多くて、私は企画がやりたかったのでプランナーで応募したんです。他の人が企画したモノを作るのは自分の中でしっくりこなくて…。だけどその部署ではプロダクトの全てに関わることができて、とても楽しかったです。当時の上司は本当に尊敬できる方で、トリコに入社する前の3年間、直属の後輩としてとことん鍛えてもらいました。