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- 【Tricot Story#5】直感を信じて入社を決意。人生に寄り添うデザインを届けたい。
絶対に後悔したくない。決意後の人生を変える出会い
どうして転職しようと思ったんですか?
実は社会人2年目のときに網膜剥離になって。もしかしたら失明するかもしれないと思ったときに、これからの人生絶対後悔したくないと思いました。それで趣味でいいと思っていた化粧品のデザインに仕事として本気で関わりたくて転職を考え始めました。そんな時に前職の同期から、「友達が美容系のスタートアップで働いてて、デザイナー募集してるよ!」と話しをもらって、それがトリコとの出会いでした。
同期の方がメンバーの友達だったんですね!!
その子がとしさん(CO-Founder 加藤敏美)の友達でした。紹介してもらって、かなさん(CEO 藤井)、としさんとの面談がとんとん拍子に決まりました。
何だろう。雰囲気なのか、話し方なのか…会って話しをして、次の瞬間にはもうかなさんのことをすごく好きになっていて、この人と一緒に働きたいと思ったんです。今まで自分より歳下の人の下で働くことを考えもしていなくて、この人だったらいいなって自分が思ったこと自体に驚いたし、感動しました。
まさに運命の出会いですね…!どんな話をされたんですか?
今まで作ってきたモノの話、どれくらい化粧品が好きか、色々話しました。
ずっと前から今まで使った化粧品のレビューをインスタグラムに投稿していて、中身の使用感だけじゃなくて造形のレビューも書いてたんですけど、それが凄く良いって言ってもらえたこと、卒業制作のプロダクトのコンセプトに凄く共感してもらえたことも嬉しかったです。何より私自身もFUJIMIの一人一人に寄り添う美容というコンセプトに共感しました。
すぐに入社を決められたんですか?
直感だけで決めていいのかという迷いもありましたが、やっぱり私のプロダクトデザインに対する思いと、かなさん、としさんのFUJIMIに対する思いにどこか共通点があって、この人達と一緒に働きたい、この人達の思いを形にしたい、という気持ちが膨らんで入社を決意したんだと思います。
プロダクトデザインとは、人生に寄り添う仕事
トリコではどんな仕事をしていますか?
紙もやるし、WEBもやるし、プロダクトもやります。かなり横断的にデザインの仕事をしていると思います。
媒体によって気をつけていることだったり、面白さだったり違いはありますか?
そうですね。WEBは開く媒体によって見え方が変わるんです。なのでユーザーがどの媒体で見ても見やすいように考えてデザインすることを意識しています。デザイン面だけじゃなくて、コーディングのことも考えないといけないので、エンジニアさんとのコミュニケーションも大切にしています。何でこうしたいかをちゃんと言語化して説明するように気を付けていますね。
WEBデザインはトリコに入るまでやったことがなかったんですが、データやユーザーの声をすぐデザインに反映できるところが面白いです!
プロダクトデザインはどうでしょうか?
プロダクトでいうと、WEBは消えてしまうけど、プロダクトはずっとそばにいるんですよ。その人の人生に締める時間が長いというか。例えば家具なんかは世代を跨ぐ可能性もあります。良い物を作れば作るほど長く使ってもらえる。どれだけそばに置いてくれるか。どれだけ愛してくれるか。それを考えながらデザインしています。
前職の話になるのですが、私がデザインした雑貨を使ってくださっているお客様と会うことがあって、ボロボロになるまで使ってくれているのをみた時はすごく嬉しかったですね。