2021/06/02
【COO×PM×Engineer】パーソナライズ製品を作るってどういうこと?WEB×プロダクトで作るFUJIMI開発秘話


『FUJIMI』のPMはWEB×プロダクトの両方を作る



伊藤:最近続々とエンジニアメンバーが増えてきて嬉しいですね!


Lifina:美容業界のベンチャーでめっちゃ勢いがあってエンジニア募集してる企業が少ないことと、WEBとプロダクトのハーフ&ハーフって珍しいから面白そうっていうのでみんな集まってきてくれている気がします。


細田:そうですね、だからPMとしてもそうで、化粧品を作る、WEBを作る、両方しないといけないから難しい…。マネージャー陣も、WEBは解るんだけど、プロダクトについてはまだまだ勉強しないといけないところも多いですしね。


加藤:私はプロダクト制作を始めてWEBも触るようになって、配送も一時期担当していたので割とFUJIMIに関することは一通りやってきたんですけど、そこでやっと全体像がわかるからこそ考えられることみたいなのもあって…。そうなるには時間がかかるんですけど、最終的にはプロダクトもWEBもわかる必要があるから難しいですよね。


伊藤:たしかに…トリコに興味を持ってくださっているPM志望の方もいると思うんですが、どんな方だと活躍してもらえそうですか?


細田:店舗を構えていないのもあって、お客様には絶対にWEBを通ってもらうことになるんですよね。WEBってたくさんの人のことを考えて設計していかないといけないので、その視点があってくれる方であれば大歓迎ですね!なんかWEBを通るプロダクトとそうじゃないプロダクトの違いって、言語化できてないけど微妙にあるんじゃないかと思っています。



パーソナライズ商品を作ると言うこと


伊藤:0からプロダクトを作っていくってどんな感じですか?パーソナライズならではの考え方とか、ポイントがあったりします?


加藤:例えば、化粧水一つ作るってなったとして、通常だとどれだけ特異性があるかを追求していけばそれなりに良いものができるんじゃないかと思うのですが、パーソナライズの場合は何て言うか…人間たちの「負」全部を網羅する化粧水は何種類あればいいのかとか、どれくらいパーソナライズの種類があればいいのかを考えるために、まずはその「負」がどれくらいあるか、といったところから考えないといけないんです。


Lifina:発想の元が違いますよね。


加藤:みんながどういう気持ちで商品を選んでいるのか、たくさん商品がある中で、なんでみんな選べないと思ってるんだろうかとか、その解決方法を考えるところから始まります。最初に考えることのボリュームが大きいかもしれないですね。


細田:それでかつ定期便で毎月届けるとなると、いきなりその人の人生に入っていくことになるんですよね。人間関係で表すとするなら、単品の商品が「付き合おう」くらいだとすると、サブスクは「子供育てよう」くらいの重さがあるんですよ!一回きりで終わりじゃなくて、そこから一緒に育てていかないといけないので。


伊藤:特に化粧品てどんどん新しい良いものが出てくるから、色々試したくなっちゃいますしね。リピートするって本気でこれしかないって思った商品しかないかも。


細田:だからもう、ここで人生決めてくださいみたいなプロダクトを作らないといけないですよね。


加藤:商品に対する納得感があるかどうかだと思っています。だからそこの物語をどれだけちゃんと作るか、ということも重要だし、最初に任される資金もすごく膨大だからプレッシャーもありました。1つのプロダクトをリリースするのは本当に大変なんですよ。同時にすごく良い経験でもあるんですけどね!


関連する記事一覧
TOPへ
TRICOTCopyright@ tricot inc. All Rights Reserved.